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門上武司食研究所の概要

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門上武司のおいしいコラム



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門上武司 かどかみたけし
1952年大阪生まれ
フードコラムニスト
料理雑誌『あまから手帖』編集顧問

食の軌跡

小学校の入学式の帰りに大阪でステーキを食べた覚えがある。不二家の洋食がご馳走であった。中学校時代に外食の機会が増える。大阪市内のカレー屋や洋食屋に足を踏み入れる。母親の影響で「暮らしの手帖」をパラパラ読み始める高校生の時、伊丹十三氏の著作に触れ「アルデンテ」という言葉を知り自宅でスパゲッティを作ったり、料理に対する興味が湧いてきた。京都の「イノダコーヒ」に通い始める。浪人時代は京都の定食屋巡り。

大学に入学するも、学校に通うよりアルバイト生活が主となり、それで稼いだ金はほとんど外食に費やしていた。京都の「河久」という割烹デビューもこの頃である。卒後することなく仕事をはじめ、ここでもエンゲル係数は飛躍的に高くなる。中学の同級生で北新地の料亭「いか里」の主とジャンル問わず食べ歩きを続ける。30歳を過ぎたころからフランス料理の楽しさに目覚め、関西のフランス料理店を片っ端から食べ歩く。そのなかの一軒オープン間もない「シェ・ワダ」では初年度年間50回という無茶をする。33歳からは毎年のようにフランス・パリにでかけビストロから三ツ星レストランまで食べ続ける。

その間も京料理から洋食、お好み焼、ラーメンにいたるまで幅広く食べ歩く。39歳で独立後は、その生活にますます拍車がかかり、年間外食350日という生活を10年以上続けていることとなる。拠点が関西ということもあり京料理の過去・現在・未来を鳥瞰した「京料理、おあがりやす」(廣済堂出版刊)を01年出版。ここ数年は国内旅行も増え、その旅の記録を「スローフードな宿」(木楽舎刊)として04年出版。

52歳の秋、門上武司食研究所を設立し、食を中心とした多彩な活動を展開しようとしている。