| 佐々木: | 5年前は、「招福楼」そのもの。どちらかといえば、固い料理という印象をうけました。今回もお椀が見事です。煮梅の塩加減など素晴らしい。鰈の薄造りの薄さが僕とは違うのですが、それは料亭と割烹の違いかもしれません。 |
| ドミニク: | ミシュラン東京が出版されるが、今日の料理なら三つ星レストランでしょう。味のバランスが、どの料理もいい。白ワインを頼んだが、この相性もよかった。 |
| 橋本: | 前は固い料理と思った。今回は料理に対する哲学が見えた。自由度が増したということ。これが料理、つまり一期一会という松尾さんの意志が貫き通されていた。 |
| 木村: | 気合いが乗っている。いい勉強になりました。 |
| 波多野: | ここで食べるのは5回目。頭で考えることの多い料理でした。 |
| 河宮: | 文学で言うと、芥川賞より直木賞という感じでした。五感を総動員して味わう料理。スフレや八寸などにそれを強く感じた。文化的な香りがするということかもしれません。 |
| 永井: | なんて誉めてよいのか分からないぐらいに素敵な料理でした。すべての料理が、見事に松尾さんのモノになっています。 |
| 高山: | 引き出しの多さというか、それに驚きました。こんなスフレを出されたらホントにどうしようという思いです。 |
| 津村: | 完璧でした。久し振りに背筋のピンと伸びる思いがしました。 |
| ハリー: | 料理人同士は、内容について質問をしそれに答える。カメラマン同士集まっても、フィルムや機材について質問することがありません。それがすごいと思いました。 |
| 本郷: | テレビの番組を作るという視点から考えると、こういった料理人相手に料理を作るドキュメントを撮りたいと思いました。献立を考えるところから、買い出し、厨房の中、そして食事中のシーンなど。おそらく刺激を与える番組になるはずです。 |
| 門上: | 一皿ずつの完成度は素晴らしい。今月パリのレストランでも食べたが、三つ星と比較しても決して引けを取らない料理が何皿もありました。その緊張感をたのしく思ったのです。 |