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海外「食」レポート
今月の「学会」レポート
京都・名酒館 主人 瀧本洋一の「旨酒」
マスターソムリエ 岡昌治の「心に残る今月の一本」
Vol.7 Ch. Lagrange '01 (シャトー・ラグランジュ)
Vol.6 VINELAND Estates Winery (ヴァインランド エステート・ワイナリー) ICEWINE(アイスワイン)
Vol.5 『Sine Qua Non (シン・クア・ノン) 』(ロゼ)
Vol.4 Japanese Sparkling Delaware (ジャパニーズ スパークリング デラウェア) KING SELBY(キングセルビー)
Vol.3 Vieux Château Certan (ヴュー・シャトー・セルタン)2000・2005
Vol.2 ビュジェ セルドン(ロゼ・ムスー)
Vol.1 五月長根葡萄園2006 エーデルワイン
名店の賄い

マスターソムリエ 岡 昌治の「心に残る今月の一本」



Vol.2「ビュジェ セルドン(ロゼ・ムスー)」 2007年10月31日

岡 昌治 岡 昌治 OKA Masaharu

リーガロイヤルホテルマスターソムリエ、ならびに(社)日本ソムリエ協会副会長。
フランス政府から授与される、農事功労章シュバリエの称号を持つ、日本を代表するソムリエの一人。

「先日、フランスを旅してきました。3泊5日と強行軍でしたが、お天気にも恵まれ良い旅でした。当然、フランスの秋の味覚を堪能してきましたよ。その話は、また来月にでも・・・。」

「La confrerie de la chaîne des Rôtisseurs」これ何かわかる?
直訳すると「焼き肉の輪協会」とでもいうんかな?これね、フランスのパリに本部を置く食文化の会ですねん。この会は、料理を食べる人・作る人・サービスする人が三位一体となって、食文化を鎖の如くつないで、良い料理人・良いサービス・良い客を育て、未来へつなげていこうやという理念のもと、要は美味しいもん食べて飲もうというグルメの会ですねん。笑
私は、その日本の関西支部の事務局長を仰せつかっとるのですわ。
世界には会員約2万人やったかな?結構な会員がいてて、日本には今500人あまりの会員がいてはります。それでね 関東・関西・東北・九州の4支部がありますねん。
関西支部の活動は、基本は年に1回総会、あと「Le dîner amical」という懇親会を年2回ほど開くという感じ。今年は既に1月:アミカル、2月:総会、7月:アミカルと、3回会合したんです。が、実は今年、日本 本部発足30年の記念の年で、10月に東京で大きな記念大会が開かれるんですが、関西から行けない人も結構いてはりますし・・・っていうんで、じゃ、秋にもう一回やろか?いうことになって、先日、高麗橋の「ラ・ベカス」で本年3回目のディネ・アミカルを開きましてん。
そこでビックリ!のワインとの出会いがございました。

その前にね、先日我がリーガロイヤルホテルのフレンチレストラン「シャンボール」でグルメフェアを開催しました。誰が来はったかて?ムッシュ・ステファン・ブロンちゃん。
どこのシェフかて?それはね、フランスのサヴォア地方・クールシュヴェル村にある二つ星のホテル・レストラン「ル・シャビシュー」のシェフでしたのよ。MOF(フランス最高職人技術賞)を受賞してるすんごい奴だったんよ。ほんでね、最終日終わってから彼らと一杯やってる時にサヴォワのワイン談義になってね。奴は僕に「Bugeyのワインは日本にないのか?」聞かれて、「あんまり見たことないなぁ〜」言うたら「今度来る時、持ってきて飲ましたる」って言うてくれるええ奴やんか。なんていう話をしていたわけさ。

で、話はベカスに戻るんやけど、一本目、アペリティフに登場したのがなんとその「Bugey」やったから、もう驚き。目が点やんか。日本に入っとたんや。知らなんだ。あ〜恥ずかし。こんな田舎のワインが日本に来てるなんてねぇ。日本という国はすごいのぉ。このワインガメイ?とピノ・ノワールで作られたロゼのスパークリング、これが渋谷さんの作ってくれたアミューズ「フォアグラまん」・・・豚まんの中身が温かいフォアグラでんねん。・・・それと合って最高に美味しかった〜。
なんか、神懸り的でほんまビックリ仰天ですわ。

その日の主な食材は、さんま、オマール、きのこ、鮟鱇、鹿、秋の味覚満開やね。

それに合わせたワインは
(1)Bugey Cerdon
ビュジェ セルドン(ロゼ・ムスー)
(2)Touraine Sauvignon Blanc
トゥーレーヌ ソーヴィニョン ブラン(白)
(3)Chassagne Monrachet 1er Cru 2001
シャサーニュ モンラッシェ プルミエ クリュ(白)
(4)Ch. Lamotte Vincent 2004
シャトー ラモット ヴァンサン ACボルドー(赤)
(5)Rasteau 2003
ラストー(赤)

最後はラストー。笑(これ僕のコメントではありません。店のソムリエのコメントです)

仲間内の気軽な食事会やったから、そない凄いワインを仰山飲むというんやなかったけど、主役の渋谷さんの料理との合わせで、ワイン本来のあり方「食事の邪魔をしない」というバランスが非常によくて、楽しいて美味しかったわ。

何事も、出会いやね。

【心に残る今月の一本】Bugey Cerdon ビュジェ セルドン(ロゼ・ムスー)

品 種:ガメイ85%、プルサール15%
原産地:
(VDQS)
VIN DE BUGEY CERDON Methode Ancestrale
ヴァン・ドゥ・ビュジェ・セルドン (ジュラ・サヴォア地方)

「La CAVE de RIHGA」今月の一本
大阪 リーガロイヤルホテル内のワインショップ「La CAVE de RIHGA」の中から、岡さんにおすすめの一本を選んでいただきました。
Bourgone de Posanges 1995 Bourgone de Posanges 1995(ブルゴーニュ・ドゥ・ポサンジェ)
Remoissenet(ルモワスネ)


品 種:ピノ・ノワール100%
原産地:
(AOC)
Bourgogne Rouge(ブルゴーニュ ・ ルージュ)
価格:3,150円(税込み)
カジュアルクラスながら、熟成感のあるエレガントなブルゴーニュ
古酒の扱いが得意なネゴシアン 「ルモワスネ」によるお値打ちブルゴーニュ。
熟成10年を越えているが、ナチュラルできれいなワイン。果実味が落ち着き、口当たりなめらかで飲みやすく仕上がっています。
あまり大ぶりすぎないグラスで飲んでいただくと、程良く空気を含んで美味しいと思います。10年以上の熟成を経て、やや枯れかけの香りもダージリン紅茶のような芳しさを持っています。
鴨の生ハムにあわせたり、あと、お醤油との相性がいいのでまぐろのお刺身なんかとあわせていただいたら余韻がいっそう引き立って、楽しんでもらえると思いますよ。
お問い合わせ:「La CAVE de RIHGA」
大阪市北区中之島5-3-68 リーガロイヤルホテル内
TEL:06-6448-1121


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