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京都・名酒館 主人 瀧本洋一の「旨酒」
マスターソムリエ 岡昌治の「心に残る今月の一本」
Vol.7 Ch. Lagrange '01 (シャトー・ラグランジュ)
Vol.6 VINELAND Estates Winery (ヴァインランド エステート・ワイナリー) ICEWINE(アイスワイン)
Vol.5 『Sine Qua Non (シン・クア・ノン) 』(ロゼ)
Vol.4 Japanese Sparkling Delaware (ジャパニーズ スパークリング デラウェア) KING SELBY(キングセルビー)
Vol.3 Vieux Château Certan (ヴュー・シャトー・セルタン)2000・2005
Vol.2 ビュジェ セルドン(ロゼ・ムスー)
Vol.1 五月長根葡萄園2006 エーデルワイン
名店の賄い

マスターソムリエ 岡 昌治の「心に残る今月の一本」



Vol.7 2008年5月7日
「Ch. Lagrange '01 (シャトー・ラグランジュ)」

岡 昌治 岡 昌治 OKA Masaharu

リーガロイヤルホテルマスターソムリエ、ならびに(社)日本ソムリエ協会副会長。
フランス政府から授与される、農事功労章シュバリエの称号を持つ、日本を代表するソムリエの一人。


春やねぇ。

暖かくなって、桜も咲いて、気分も華やぐとワインも美味しくなるんちゃうやろか?
最近は「ワインの会」が仰山続いておりまして…3月・4月で6件くらいかな?
それぞれにメンバーも企画も異なって、いろいろと面白いことをやりました。

まずひとつは大阪の企業等のトップの方々をを中心とした男性メンバーのみのクラブで、料理10、ワイン90という感じで完全にワインが主、ワインを介しての楽しみ、遊びをいたしましょうという、いわば大人の社交場みたいなもんですわ。そのお手伝いをさせていただいてもうかれこれ50回近くになるんかな?
今回は同じ作り手のトップとセカンドクラスとか、同じ生産地区の1級とスタンダードを飲み比べてみるなど、同じグループで種類やグレードの違いを飲み比べてみるというのをテーマに企画してみました。

シャンパーニュ 『Piper Heidsieck (ピッペエイドシック)』
「cuvée rare (特別キュヴェ)」
「Brut(スタンダード)」
白ワイン 『Puligny Montrachet Les Folatièe s 1er cru』'01
『Puligny Montrachet AOC (standard)』'01
赤ワイン Bordeaux 『Ch. Lagrange』'01
『Les Fiefs de Lagrange』'01(セカンドラベル)

ワインだけではなく、それに合わせる料理の方も2種類ずつ用意して…例えば、キャビアもフランス産とカスピ海産、子羊もオーストラリア産とどこやったかな?ワインのテイストも2種、料理のテイストも2種、4組のマリアージュを楽しめるってことになりますわな。と、まあ、そんな感じでちょっとしたお遊びですね。

また別の会では、奥様方を同伴の会というのを企画してみました。女性が加わると、ぐっと雰囲気がやわらかくなるねんね。中には、ワイン会というものに参加するのは始めてという方もいらっしゃって、最初は少し緊張されてはったけど、ワインを飲みながらあれこれと話し始めると、あっという間に和やかな雰囲気になって、これもワインの効能やね。
この会では

シャンパーニュ  『Lanson Noble cuvée』'95
白ワイン     『Chablis 1er cru』'05
         『Meursault - Blagny 』'95
赤ワイン     『Ch. Mouton - Rothschild '』'01(Magnum)
         『Echézeaux '01』

を楽しみました。

このふたつの会はプライベートな会ですが、リーガロイヤルホテルのイベントとして一般の方々にもご参加いただける企画もいくつか定期的に実施しています。
そのひとつが『和魂洋才』というイベントで、これはもともと14~5年前に近畿清酒青年協議会の協力を得て、「日本酒」を、しかも近畿のお酒だけにこだわって、「フランス料理」と合わせてみようとはじまった企画で、はじめはお客さん方も戸惑っていらっしゃたけど、なかなかの評判でリピーターの方も多くついてくれはって、かれこれ180回程続いているんですわ。60回目あたりでちょっとマンネリ化してきたんで、その時に「和洋」を入れ替えて、つまり「和食にワイン」という会をやってみたら、これがまた評判よろしくてねぇ。100回目近くからは「中華料理とワイン」という企画も加えて、今でもテーマを決めて料理とお酒のマリアージュを楽しむ会として続けていってます。
基本は毎月第4木曜日に開催していますので、よろしければぜひとも一度足をお運び下さい。

ご自宅のストックの中に、何となく、開けるタイミングがなかなか巡ってこないワインってありまへんか? また、一人で飲んでもつまらんなぁ…とか。そういうものをみんなが持ち寄って気軽なワイン会みたいなものができると、もっとワインが楽しくなるんとちゃうやろうか?

たまにはワインにどっぷり、というのも、ええもんでっせ。

【心に残る今月の一本】
「Ch. Lagrange '01 (シャトー・ラグランジュ)」


今月は仰山ありすぎて、一本は選べへんわ。
キーワードは「オーセンティック」と言う感じやったかな?
ということで、やっぱりBordeauxかな?
Qualité-Prix(カリテ・プリ/仏語でコストパフォーマンスの意)も良かったしな。

品 種:カヴェルネ・ソーヴィニョン 約65%
メルロー 約28%
プティ・ヴェルド 約7%
(ヴィンテージによって異なります。)
原産地:
(AOC)
Saint-Julien(サンジュリアン)

「La CAVE de RIHGA」今月の一本
大阪 リーガロイヤルホテル内のワインショップ「La CAVE de RIHGA」の中から、岡さんにおすすめの一本を選んでいただきました。
Châeau  Les  CHAPELLES  2005(シャトー・レ・シャペル) Château Les CHAPELLES 2005
(シャトー・レ・シャペル)


品 種: メルロー50%、カベルネフラン33%、カベルネ・ソーヴィニョン17%
原産地: Montagne Saint-Émillion
(モンターニュ・サンテミリオン)
容 量: 750mL
価 格: 2,730円(税込み)
お手頃・飲み頃な“オーセンティック”ボルドーです
ブルゴーニュの価格上昇が止まらず、手頃で美味しいワインを見つけることが難しくなってきたせいか、ピノ・ノワールの単一ワインばかりのブームに少々飽きもきたのか、ボルドー人気が少し戻ってきているような気もします。
このワインは‘05と当たり年のヴィンテージで、若々しいけれど熟したぶどうの美味しさがバランスよく表現されています。今飲んでも、十分に楽しんでいただける仕上がりです。メルローが50%なので、味わいはふくよかでもやさしく、この季節に飲みやすいボルドーワインだと思います。
新緑の下、チーズやドライフルーツなどをつまみに、さわやかな風を感じながらゆったりと楽しんでいただきたい、そんなワインです。
お問い合わせ:「La CAVE de RIHGA」
大阪市北区中之島5-3-68 リーガロイヤルホテル内
TEL:06-6448-1121


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